中3英文法

【英文法基礎 中3】仮定法|仮定法過去の形や否定文、疑問文の作り方、I wishの使い方についてもわかりやすく解説

こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。

今回のテーマは中学3年生で習う英文法「仮定法過去」です。

仮定法は「現実とは違うこと」を話すときに使う重要な文法です。

例文を見ながら、使い方や意味をしっかり理解していきましょう。

仮定法とは?

仮定法とは、話し手が「ある事柄が事実ではない」と考えている場合に使う動詞の形です。

If I were a bird, I could fly to you.(もし私が鳥だったら、あなたのところへ飛んでいけるのに)
→話し手は、「私」は「鳥」ではないと認識していますよね。

仮定法過去

仮定法過去「もし(今)〜ならば、‥だろうに」のように、現実の事実と異なる仮定の話を述べる時に使います。

また、仮定法過去は現実に起こる可能性が極めて低い仮定の話をする時にも使われます。

仮定法過去:If I won the lottery, I would buy a mansion.(もし宝くじに当たったら、大豪邸を買うのに)
現実の事実:I don’t win the lottery, so I won’t buy a mansion.(私は宝くじに当たらないので、豪邸を買わないだろう)

仮定法過去:If she were the president, she would change the law.(もし彼女が大統領なら、その法律を変えるのに)
現実の事実:She is not the president, so she won’t change the law.(彼女は大統領ではないので、法律を変えることはないだろう)

仮定法過去の形

if節の動詞

「もし〜なら」のように表す時、仮定法ではif節で過去形を使います。

if節の主語がI, he, she, itの場合、be動詞は原則としてwereを使います。

ただし、口語では主語が1人称・3人称単数の場合にwasが使われることもあります。

If he were more careful, he wouldn’t make so many mistakes.(もし彼がもっと注意深ければ、そんなに多くのミスをしないのに)

主節の動詞

仮定法で「‥だろうに」などと表すとき、主節では必ず助動詞の過去形(would, could, might)が使われます。

would:「〜だろうに」
If I were rich, I would buy a car.(もし私がお金持ちなら、車を買うだろうに
could:「〜できるだろうに」
If he studied harder, he could pass the exam.(もし彼がもっと勉強すれば、試験に合格できるだろうに
might: 「〜かもしれないのに」
If it rained tomorrow, we might cancel the picnic.(もし明日雨が降れば、私たちはピクニックを中止するかもしれないのに

主節が否定文・疑問文の場合

否定文:If I had more time, I wouldn't spend it on TV.(もし私にもっと時間があれば、それをテレビに費やさないのに)
疑問文:If he had more free time, what would he do?(もし彼にもっと自由な時間があったら、何をするだろうか)

I wish + 仮定法過去

「I wish+仮定法過去」で、「〜ならばいいのになあ」という、実現しそうにない願望を表します。

現実の事実と違うことを表すため、wishのあとには必ず仮定法過去が使われます。

仮定法:I wish I were taller.(もっと背が高ければいいのになあ)
現実の事実:I’m sorry I am not tall.(私は背が高くなくて残念だ)

チャレンジ問題

次の空欄に適語を入れなさい。

1.If I (    ) rich, I would buy a big house. (もし私がお金持ちなら、大きな家を買うのに)

2.If he had studied harder, he (    ) have passed the exam.(もし彼がもっと勉強していたら、試験に合格できただろうに)

3.If he (    ) here, we would start the meeting.(もし彼がここにいたら、会議を始めるのに)

4. If I (    ) her, I would talk to her.(もし私が彼女を知っていたら、声をかけるのに)

次の日本語を英語に直しなさい。

5.もし私があなたなら、その本を買うのに。

▶ 答えを見る(解答が表示されます)

1.were 2.could 3.were 4.knew 5.If I were you, I would buy the book.

まとめ

今回は中学3年生で習う英文法「仮定法」について解説しました。

仮定法過去の文の作り方や訳し方など、例文を見ながらしっかりとおさらいしておきましょう。

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