こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。
今回のテーマは中学3年生で学習する英文法「前置詞」です。
前置詞は「名詞や代名詞の前につき、文中で場所や時間、方向、原因などを表す語」です。
正しく使えるようになると英語力がぐっと広がります。早速見ていきましょう。
Contents
前置詞とは?
前置詞は「前置詞+(代)名詞」のように名詞や代名詞などの前に置かれ、、動詞や名詞を修飾し、時や場所・状況などを表します。
前置詞が動詞を修飾する場合
She reads books in the library.(彼女は図書館で本を読みます。)
→動詞「reads(読む)」に関して、「in the library(図書館で)」 と詳しく説明しています。
前置詞が名詞を修飾する場合
The book on the table is mine.(テーブルの上の本は私のものです。)
→「on the table(テーブルの上)」の「book(本)」という形で、名詞bookについて説明しています。
前置詞の後の代名詞は目的格になるのもポイントです。
これは、前置詞が「~を」「~に」という関係を作るため、目的語の形が必要だからです。
This gift is for me.(このプレゼントは私のためです。)
→前置詞「for」の後ろに「I」ではなく目的格「me」が使われています。
時を表す前置詞
at / on / in
「at / on / in」は「〜に」という意味を持ちますが、それぞれ使う場面が異なります。
at「〜に」:特定の時刻
I will meet you at seven.(私は7時にあなたに会うつもりです)
on 「〜に」:日付・曜日
on March 1(3月1日に)、on Monday(月曜日に)
in「〜に」:月・年・季節・午前・午後など
in April(4月に)、in 2025(2025年に)、in summer(夏に)
午前・午後を広い時間帯としてとらえる場合は in、特定の日に限定される場合はonを使います。
in the morning(午前に)、on the morning of March 1 afternoon(3月1日の朝に)
未来の文で使われるinは、「〜後に」「〜たてば」という意味も表します。
I will call you in ten minutes.(10分後にあなたに電話します。)
She will come back in a week.(1週間たてば彼女は戻ってきます。)
→「今から〜後に」という意味なので、未来形と一緒に使われることが多いです。
before / after
before「〜の前に」
after「〜の後に」
before lunch(昼食の前に)
after school(放課後に)
by / until
by 「〜までに」:期限
until「〜までずっと」:継続
by next Monday(次の月曜日までに)
until tomorrow(明日までずっと)
for / during
for「(時間・日数など)の間」
during 「(特定の期間)の間に」
for two weeks(2週間)
during the meeting(会議の間に)
from / since
from「〜から」(起点)
since 「〜以来(ずっと)」(現在完了・継続)
from Monday to Friday(月曜日から金曜日まで)
since last year(昨年からずっと)
場所・方向を表す前置詞
at / in
at「〜に」:比較的狭い場所、場所の一点
in「〜に」:比較的広い場所、区域
at the corner(角に)
in the park(公園の中に)
on / over
on「〜の上に」:接触している
over「〜の(真)上に」:離れている
on the table(テーブルの上に)
over the city(都市の上空に)
near / by
near「〜の近くに」
by「〜のそばに」
near the station(駅の近くに)
by the window(窓のそばに)
between / among
between「(2つのもの)の間に」
among「(3つ以上のもの)の間に」
between you and me(あなたと私の間に)
among friends(友人たちの間で)
from / to
from「〜から」(起点)
to「〜まで」(到達点)
from Tokyo to Osaka(東京から大阪まで)
around / along
around「〜のまわりに」
along「〜に沿って」
around the park(公園のまわりに)
along the river(川に沿って)
その他の前置詞
with「〜と一緒に」「〜で、〜を使って」(道具・手段)
by 「〜で」(手段・方法)、「〜によって」(行為者)
like「〜のような[に]」
about「〜について」
for「〜のために、〜にとって」
of 「〜の」
without 「〜なしで」
in「〜(語)で」、「〜を着て」
前置詞の働きをする連語
in front of〜 「〜の前に」
out of〜「〜の外へ」 (⇄ into「〜の中へ」)
動詞の働きをする連語
動詞+前置詞[副詞]
agree with(〜に同意する)
get to(〜に着く)
get on(〜に乗る)
get off(〜から降りる)
help… with〜(‥(人)の〜を手伝う)
listen to〜(〜を聞く)
look at〜(〜を見る)
look for〜(〜を探す)
look like〜(〜のように見える)
take care of〜(〜の世話をする)
wait for〜「〜を待つ」
write to〜(〜に手紙を書く)
be動詞+形容詞[過去分詞]+前置詞
be afraid of(〜を恐れる)
be different from〜(〜と異なる)
be famous for〜(〜で有名である)
be full of〜(〜でいっぱいの)=be filled with
be good at〜(〜が得意である)
be interested in〜(〜に興味がある)
be late for〜(〜に遅れる)
be surprised at / by(〜に驚く)
副詞の働きをする連語
after all(結局、とうとう)
at first(最初は)
at last(ついに)
at once(すぐに)
by the way(ところで)
for a long time(長い間)
for the first time(初めて)
in time(間に合って)
for example(例えば)
of course(もちろん)
one after another(次々に)
on one’s way (to / from)(〜へ[から]行く途中で)
その他の連語
because of(〜のために)
thanks to(〜のおかげで)
まとめ
今回は「前置詞」について学習しました。
前置詞1つ1つの意味や使い方を理解すると、より正確に言いたいことを表現できるようになります。
動詞と組み合わせる連語や、副詞的に使われる表現もあわせてぜひ覚えておきましょう。
チャレンジ問題
1.She is waiting ( ) the bus stop.(彼女はバス停で待っています。)
2.The children are playing ( ) the park.(子どもたちは公園で遊んでいます。)
3.There is a book ( ) the table.(テーブルの上に本があります。)
4.I live ( ) the station.(私は駅の近くに住んでいます。)
5.I traveled ( ) Tokyo ( ) Kyoto by train.(私は東京から京都まで電車で移動しました。)
▶ 答えを見る(解答が表示されます)
1.at 2.in 3.on 4.by 5.from,to
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