中3英文法

【英文法基礎 中3】基本文型|SV, SVC, SVO, SVOO, SVOCの見分け方や書き換え、toとforを使う動詞などをわかりやすく解説

こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。

今回は中学3年生で習う英文法「基本文型」についてわかりやすく解説します。

英語の文章は、大きく分けて5つの基本的な型(文型)に分けられます。

この5文型を理解することで文の意味や構造を正しく理解できるようになるため、しっかりと学習していきましょう。

第1文型(SV)

第1文型主語(S)+動詞(V)・・・「〜は…する」

動詞の後ろに目的語や補語がなく、動作がそこで完結する文型です。

I run every morning.(私は毎朝走ります)
He sleeps well.(彼はよく眠ります)
→「every morning」や「well」は修飾語句にあたり、文型の要素(S, Vなど)には含まれません。

第2文型(SVC)

第2文型:主語(S)+動詞(V)+補語(C)・・・「〜は…である」「〜は…に見える」「〜は…になる」など

補語(C)は主語の性質や状態を説明します。名詞や形容詞が補語になります。SとCの関係は「=」で結ぶことができます。

She is a teacher.(彼女は先生です)
→「S(She)」 = 「C(a teacher)」の関係になっています。
He looks happy.(彼は幸せそうに見えます)
→「S(He)」 = 「C(happy)」の関係になっています。

第3文型(SVO)

第3文型:主語(S)+動詞(V)+目的語(O)・・・「〜は…を〜する」

動詞の後ろに目的語がきて、その動作の対象を表します。

I play the piano.(私はピアノを弾きます)
She likes cats very much.(彼女は猫がとても好きです)
→ここでの「very much(とても)」は、修飾語句にあたり、文の要素「S, V, Oなど」には含まれません。

第4文型(SVOO)

第4文型主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+目的語(O)・・・「〜は(人)に(物)を〜する」

目的語(O)+目的語(O)の2つの目的語は、「(人)に」+「(物)を」の順になります。

He gave me a present.(彼は私にプレゼントをくれました)

第4文型 ⇄ 第3文型への書き換え

第4文型は「to」や「for」を使って第3文型に書き換えることができます。

He gave me a present. (第4文型)(彼は私にプレゼントをくれました)
⇄ He gave a present to me.(第3文型)

「SVO+to+人」に書き換えられる主な動詞

give(〜を人に与える)
tell(〜を人に話す/伝える)
show(〜を人に見せる/示す)
teach(〜を人に教える)
lend(〜を人に貸す)
send(〜を人に送る)

She taught us English. (彼女は私たちに英語を教えました)
⇄ She taught English to us.

「SVO+for+人」に書き換えられる主な動詞

buy(〜を人のために買う)
make(〜を人のために作る)

cook(〜を人のために作る、料理する)

He made me a cake. (彼は私にケーキを作ってくれました)
⇄ He made a cake for me.

that節が目的語になる場合

名詞の働きをする「that節(〜ということ)」が目的語になることもあります。

He told me that he was busy.(彼は私に、彼が忙しいと言いました)
→「that he was busy」の部分が「彼が忙しかったということ」という1つの目的語になっています。

第5文型(SVOC)

第5文型主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)・・・「〜はOをCにする」「OをCだと思う」

補語は目的語の状態を説明します。OとCの関係は「=」で結べます。

They call me Ken.(彼らは私をケンと呼びます)
→「me(O)」= 「Ken(C)」の関係になっています。

第5文型でよく使う動詞

make:〜を…にする
They made him captain.(彼らは彼をキャプテンにした)
call:〜を…と呼ぶ
We call him Taro.(私たちは彼をタロウと呼ぶ)
name:〜を…と名付ける
They named the baby Ken.(彼らは赤ちゃんをケンと名付けた)
keep:〜を…のままにしておく
Keep the door open.(ドアを開けたままにしておきなさい)
find:〜が…だとわかる/〜を…だと思う
I found the book interesting.(私はその本が面白いとわかった/思った)

まとめ

今回は「基本文型」について学習しました。

英語の文は第1〜第5文型の必ずどこかに当てはまります。

主語・動詞・目的語・補語の役割を意識し文型を理解することで、英文の理解力も表現力もグッと伸びます。

基本文型については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

チャレンジ問題

次の空欄に適語を入れなさい。

1.I (    ) every morning.(私は毎朝走ります)

2.My father (    ) me a present yesterday.(私の父は昨日私にプレゼントをくれました)

3.I (     ) my mother a letter.(私は母に手紙を出しました)

次の日本語を英語に直しなさい。

4.彼らは彼をトムと呼びます。

5.彼は私を幸せにしてくれます。

▶ 答えを見る(解答が表示されます)

1.run 2.gave 3.sent 4.They call him Tom. 5.He makes me happy.

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