中3英文法

【英文法基礎 中3】形容詞・副詞|いろいろな形容詞、頻度を表す副詞、基数と序数、部分否定などについて解説

こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。

今回は、中学3年生の英文法「形容詞・副詞」について学習します。

形容詞や副詞は英語の文章を豊かにし、意味を正確に伝えるために欠かせない要素です。

ここでは基本的な使い方から注意点まで、例文を交えながら詳しく説明します。

形容詞

形容詞の働き・・・形容詞は名詞や代名詞の状態を説明したり、補語になって主語などの状態を説明したりします。

名詞を修飾

「形容詞+名詞」の語順で、その名詞の性質や状態を表します。

I have a big house.(私は大きな家を持っています)

代名詞 -thing, -one を修飾

形容詞が -thing, -one を修飾するときは、「-thing[-one]+形容詞」のように、形容詞を後ろに置きます。

I want something cold.(私は冷たいものが欲しいです)

主語の状態を説明

「主語+be動詞[またはlook, get, becomeなど]+形容詞」の形で、主語の状態を説明します。

I am happy.(私は幸せです)
He became famous.(彼は有名になりました)

数や量を表す形容詞

数を表す形容詞(数えられる名詞に使う)

many「たくさんの」
a few「少しの」
few「ほとんどない」

量を表す形容詞(数えられない名詞に使う)

much「たくさんの」
a little「少しの」
little「ほとんどない」

a few, a littleは「少しの〜」のように肯定的な意味、feel, littleは「ほとんど〜ない」のように否定的な意味を表します。

I have a few books.(私は少し本を持っています)
I have few books.(私はほとんど本を持っていません)

数・量どちらにも使える形容詞

a lot of「たくさんの」
some「いくつかの、いくらかの」(主に肯定文で)
any「いくらかの、いくらかの」(疑問文で)
any「少しも(〜ない)」(否定文で)
no「少しの[1つの]〜もない」

I have a lot of money.(私はたくさんのお金を持っています)
She has some friends.(彼女には何人か友達がいます)
Do you have any books?(あなたは何か本を持っていますか)
I have no money.(私はお金を持っていません)

基数と序数

基数

one「1(の)」, two「2(の), three「3(の)」, …と数を表します。

I have three pens.(私はペンを3本持っています)

序数

first「1番目(の), second「2番目(の)」, third「3番目(の)」,...と順序を表します。

He came in the first place.(彼は1位で来ました)

副詞

副詞の働き・・・副詞は動詞や形容詞ほかの副詞や文などを修飾し、「様子・程度・場所・時」などを表します。

動詞を修飾・・・動詞(+目的語)の後ろに置くのが一般的です。

She sings beautifully.(彼女は美しく歌います)

時と場所の副詞(句)が並ぶ場合、「場所+時」の順になります。

I met him in the park yesterday.(私は昨日公園で彼に会いました)

同じ種類の副詞(句)が並ぶ場合、小さい単位が先です。

I had breakfast at seven in the morning yesterday.(私は昨日の朝7時に朝食を食べました。)
→「at seven」→「in the morning」→「yesterday」の順になっています。

頻度を表す副詞・・・一般動詞の前、be動詞や助動詞の後に置きます。

I always get up early.(私はいつも早起きします)
She is often late.(彼女はよく遅刻します)
You can sometimes see stars here.(ここではときどき星が見えます)

always「いつも」
usually「たいてい」
often「しばしば」
sometimes「ときどき」
never「決して~ない」

形容詞・ほかの副詞を修飾・・・修飾する形容詞・副詞のすぐ前に置きます。

He is very tall.(彼はとても背が高いです)
She runs very fast.(彼女はとても速く走ります)
→tallは形容詞、fastは副詞です。

too, either, enough

too・・・肯定文・疑問文で「〜もまた」
I like pizza, and my sister does too.(私はピザが好きで、妹も好きです)
either・・・否定文で「〜もまた…ない」
I don’t like coffee, and he doesn’t either.(私はコーヒーが好きではなく、彼も好きではありません)
enough「十分に」・・・形容詞や副詞を修飾する時は、修飾する語のあとに置きます。
She is tall enough to play basketball.(彼女はバスケができるくらい十分背が高いです)

部分否定

not very (much)「あまり〜でない」
not always「いつも〜とは限らない」
not all「すべてが〜とはかぎらない」
not every「すべてが〜とはかぎらない」


Rich people are not always happy.(裕福な人が必ずしも幸せとは限りません)

まとめ

今回は形容詞と副詞の働き、数や量の表現、基数・序数、副詞の位置、too・either・enoughの使い方、部分否定について学びました。

文章のニュアンスを変える大事な品詞なので、位置や意味をしっかり覚えて使いこなしましょう。

形容詞、副詞についてはこちらの記事でも復習できます。

チャレンジ問題

次の空欄に適する語を入れなさい。

1.I have ( ) books on the desk.(机の上にたくさんの本があります)

2.She is very tall ( ) to reach the shelf.(彼女は棚に届くほど十分背が高いです)

3.
A:I like swimming.
B: I do ( ).(私もです)

4.
A: I don’t like math.
B: I don’t like it ( ).(私も好きではありません)

次の日本語を英語に直しなさい。

5.彼はいつも忙しいとは限りません。
(              )

▶ 答えを見る(解答が表示されます)

1.many 2.enough 3.too 4.either 5.He is not always busy.

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