こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。
今回は、中学3年生で習う単元の「未来の文、助動詞」について詳しく解説します。
未来の表現やさまざまな助動詞の使い方をしっかり身につけることで表現の幅がグッと広がるので、しっかりと学習していきましょう。
Contents
be going to〜
be going to〜・・・「am / are / is + going to + 動詞の原形」の形で「〜するつもりだ、〜する予定だ」という意味を表します。
主語によってbe動詞を「am / are / is」などと使い分けます。toのあとの動詞は、主語にかかわらず原形になります。
I am going to study English tomorrow.(私は明日英語を勉強するつもりです)
She is going to visit Kyoto next week.(彼女は来週京都を訪れる予定です)
未来を表す語句の例
tomorrow(明日)
next week / next month / next year(来週/来月/来年)
否定文
be going to〜の否定文は「am / are / is + not + going to + 動詞の原形」で表せます。
I am not going to play tennis tomorrow.(私は明日テニスをするつもりはありません)
疑問文
be going to〜の疑問文は「Am / Are / Is + 主語 + going to + 動詞の原形〜?」で表せます。
Are you going to watch the movie?(あなたはその映画を見るつもりですか)
ーYes, I am.(はい、見るつもりです)
ーNo, I am not.(いいえ、見るつもりではありません)
近い未来を表す現在進行形
現在進行形「am[are,is]+動詞のing形」は、近い未来を表すこともあります。
We are meeting at 5 p.m. tomorrow.(私たちは明日午後5時に会います)
will
「will + 動詞の原形」で「〜でしょう、〜するつもりだ」という意味を表します。
I will help you with your homework.(私はあなたの宿題を手伝います)
It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう)
否定文
willの否定文は「will not + 動詞の原形」で表します。will notの短縮形はwon’tです。
She will not join us.(彼女は私たちに加わらないでしょう)
疑問文
willの疑問文は「Will + 主語 + 動詞の原形〜?」で表します。答えるときはwillを使って答えます。
Will you come to the party?(あなたはパーティーに来ますか)
ーYes, I will.(はい、行くつもりです)
ーNo, I will not.(いいえ、行くつもりはありません)
Will you〜?
依頼・勧誘を表す「Will you〜?」は、「〜してくれませんか」と相手に依頼したり、「〜しませんか」と勧誘する時にも使います。
Will you help me?(手伝ってくれませんか)
ーAll right.(わかりました。)
ーSure.(もちろんです。)
ーI’m sorry, I can’t.(すみません、できません。)
Will you go for a walk with me?(一緒に散歩に行きませんか)
ーSure.(いいですよ。)
ーThat sounds good.(いいですね。)
ーI’m sorry, I can’t.(すみません、できません。)
Will you have some coffee?(コーヒーはいかがですか?)
ーYes, please.(お願いします。)
ーNo, thank you.(けっこうです。)
willを含む短縮形
I will → I'll
you will → you'll
he will → he'll
she will → she'll
we will → we'll
they will → they'll
will not → won't
未来の文(be going to〜 / will)についてより詳しく復習したい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
助動詞
助動詞は「助動詞+動詞の原形」の形で使い、動詞に意味を加えるはたらきをします。
否定文:「主語 + 助動詞 + not + 動詞の原形」
疑問文:「助動詞 + 主語 + 動詞の原形〜?」
can
canは「〜(することが)できる」(可能)、「〜してもよい」(許可)という意味を表します。過去形はcouldです。
I can swim fast.(私は速く泳ぐことができます)
be able to〜
be able to〜 も「〜できる」の意味を表します。
「〜できるだろう」という未来の意味では will be able to〜 を使います。
依頼のCan you〜? / Could you〜?
相手に「〜をしてくれませんか[していただけませんか]」と依頼するとき、Can[Could] you〜?を使います。
Could you〜?のほうがよりていねいな言い方です。
Can you open the window?(窓を開けてくれませんか)
Could you help me with this box?(この箱を手伝っていただけますか)
短縮形
cannot→can’t
could not→couldn’t
助動詞「can」の使い方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
must
mustは「〜しなければならない」(義務)、「〜にちがいない」(推量)という意味を表します。
You must finish your homework today.(あなたは今日宿題を終えなければならない)
He must be tired.(彼は疲れているにちがいない)
have[has] to〜
have[has] to〜 も「〜しなければならない」という意味があります。
「〜しなければならなかった」はhad to〜、「〜しなければならないだろう」はwill have to〜で表します。
否定文
mustの否定文は「must not(mustn’t)〜」で、「〜してはいけない」(禁止)という意味を表します。
「don’t / doesn’t have to〜」の形にすると「〜しなくてもよい、〜する必要はない」(不必要)の意味になります。
疑問文と答え方
mustの疑問文は「Must I〜?」の形で「私は〜しなければなりませんか」という意味を表します。
「いいえ、その必要はありません」と答えるときは、「No, you mustn't」ではなく、「No, you don’t have to.(いいえ、その必要はありません)」を使います。
「must not(mustn't)」にすると「〜してはいけない」(禁止)の意味になるので、答え方としてはふさわしくありません。
Must I go now?(私は今行かなければなりませんか)
ーNo, you don’t have to.(いいえ、その必要はありません)
may
mayは「〜してもよい」(許可)(=can)、「〜かもしれない」(推量)という意味を表します。
You may use my dictionary.(私の辞書を使ってもよい)
It may snow tonight.(今夜雪が降るかもしれない)
May I〜?
May I〜?の形で「〜してもよいですか」という意味を表します。
答えるときは「Sure./ Yes, of course.(もちろんです。)」「I'm sorry you can't. (申し訳ありませんが、許可できません)」のように答えることが多いです。
「Yes, you may.」で答えると「うん、よろしい」のような上から目線な言い方になるので注意しましょう。
May I sit here?(ここに座ってもよいですか)
ーSure./ Yes, of course.(もちろんです。)
ーI'm sorry you can't. (申し訳ありませんが、許可できません)
shall
Shall I〜?
Shall I〜?で「私が〜しましょうか」と申し出る意味を表します。
Shall I open the door?(ドアを開けましょうか)
ーYes, please.(はい、お願いします)
ーNo, thank you.(いいえ、けっこうです)
Shall we〜?
Shall we〜?で「(いっしょに)〜しましょうか」と勧誘(=Let’s〜.)の意味を表します。
Shall we go for a walk?(一緒に散歩に行きましょうか)
ーYes, let’s. / All right.(はい、そうしましょう)
ーNo, let’s not.(いいえ、よしましょう)
should
shouldは「〜すべきである」(義務・当然)という意味を表します。
You should eat more vegetables.(もっと野菜を食べるべきです)
would
wouldはwillの過去形で、次のような表現でよく使います。
Would you〜?
Would you〜?(〜してくださいませんか)(依頼)で、Will you〜?よりもていねいな依頼の言い方になります。
Would you close the window?(窓を閉めてくださいませんか)
Would you like〜?
Would you like〜?で「〜はいかがですか」と、相手に食べ物や飲み物などをすすめる言い方ができます。
Would you like some coffee?(コーヒーはいかがですか)
ーYes, please.(はい、お願いします)
ーNo, thank you.(いいえ、けっこうです)
助動詞についてさらにおさらいしたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は未来の文と、主要な助動詞の使い方を学びました。
助動詞はどれも「助動詞+動詞の原形」という形を守るのがポイントです。
未来や可能性、義務や依頼など、ニュアンスの違いを理解して使えるようにしましょう。
チャレンジ問題
次の空欄に入る適切な語を答えなさい。
1.I ( ) going to visit Osaka next month.(私は来月大阪を訪れる予定です)
2.You ( ) study harder to pass the exam.(あなたは試験に合格するためにもっと勉強すべきです)
3.( ) you come to the party next weekend?(来週末のパーティーに来ていただけませんか)
4.They ( ) finish the project by tomorrow.(彼らは明日までにプロジェクトを終えなければなりません)
5.I ( ) be late because of the traffic jam.(交通渋滞で遅れるかもしれません)
▶ 答えを見る(解答が表示されます)
1.am 2.should 3.Could[Would] 4.must 5.may
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