こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。今回は中学2年で学ぶ文法「接続詞」について解説します。
接続詞は、語と語、文と文をつなぐ役割を持ちます。
接続詞には対等な関係をつなぐ接続詞や主従関係をつなぐ接続詞、文をまとめる接続詞などがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
接続詞and, but, or, soの使い方
接続詞は語と語、文と文を対等な関係でつなぐはたらきをします。
「語と語」をつなぐ接続詞
I have a pen and a notebook.(私はペンとノートを持っています)
「文と文」をつなぐ接続詞
Yumi got up early, and she went to school.(ユミは早起きし、そして彼女は学校に行きました)
and「〜と・・・/〜そして・・・」
I have a pen and a notebook.(私はペンとノートを持っています)
She got up early and went to school.(彼女は早起きして学校に行きました)
but「しかし、〜だが」
I like coffee, but he likes tea.(私はコーヒーが好きですが、彼は紅茶が好きです)
or「または、あるいは」
Do you want tea or coffee?(紅茶がいいですか、それともコーヒーですか)
so「だから」
It was raining, so I stayed home.(雨が降っていたので、私は家にいました)
命令文+and / or
命令文のあとにandやorを使うことで、結果や警告を表すことができます。
Study hard, and you will pass the exam.(一生懸命勉強しなさい、そうすれば試験に合格します)
Hurry up, or you will miss the bus.(急ぎなさい、さもないとバスに乗り遅れます)
when, if, becauseなどの接続詞
これらは文と文を主従関係でつなぎます。接続詞が文の前半に来る場合は、文の間にコンマを入れます。
時を表す前置詞
when「〜するとき」
I was sleeping when he came home.(彼が帰宅したとき、私は寝ていました)
When I got home, it was raining.(私が家に着いたとき、雨が降っていました)
before「〜する前に」
Wash your hands before you eat.(食べる前に手を洗いなさい)
after「〜したあとで」
I went to bed after I finished my homework.(宿題を終えたあと、私は寝ました)
条件を表す接続詞
if「もし〜ならば」
If it rains tomorrow, we won't go out.(もし明日雨なら、私たちは出かけません)
→条件を表す接続詞「if」を含む文では、if〜の中の動詞は未来のことでも現在形で表します。
理由を表す接続詞
because「〜なので」
I was late because the train was delayed.(電車が遅れたので遅刻しました)
接続詞that
接続詞thatは「that+主語+動詞」で「〜ということ」という意味を表し、think,know,hopeなどの動詞の目的語になります。
I know that she speaks French.(私は彼女がフランス語を話すことを知っています)
→「彼女がフランス語を話すということ(that she speaks French)」の部分が目的語です。
thatは、あとに続く「主語+動詞〜」の部分を目的語にしてまとめて、I thinkなどとつなぐ接続詞の働きをします。
I think that he is kind.(私は彼が親切だと思います)
→「I think(私は〜だと思います)」に対し、「that he is kind(彼が親切だということ)」の部分が目的語になっています。
否定文や疑問文でも「that+主語+動詞〜」という語順は変わりません。
I don't think that he is right.(私は彼が正しいとは思いません)
Do you think that she will come?(彼女は来ると思いますか)
接続詞thatの省略
接続詞「that」は省略することもできます。否定文・疑問文の場合も同様です。
I think that she is kind.(私は彼女が親切だと思います)
=I think she is kind.
be動詞+形容詞(+that)〜の用法
形容詞のあとにthat節を続けることで、感情や確信を表すことができます。
be glad that〜「〜ということがうれしい」
I'm glad that you are here.(あなたがここにいてうれしいです)
be sorry that〜「〜ということを残念に思う」
I'm sorry that I was late.(遅れてすみません)
be sure that〜「〜ということを確信している」
I'm sure that he is right.(私は彼が正しいと確信しています)
be afraid that〜「〜ではないかと心配している」
I'm afraid that she is sick.(彼女は病気かもしれません)
think[know, hopeなど]+that
think[know, hopeなど]+thatの形でよく使われる動詞とthatの組み合わせには以下のようなものがあります。
think (that) 〜「〜ということを思う」
I think that it is important.(私はそれが大切だと思います)
know (that) 〜「〜ということを知っている」
I know that he is a doctor.(私は彼が医者だと知っています)
hope (that) 〜「〜ということを望む/〜だといいと思う」
I hope that you will like it.(気に入ってくれるといいな)
say (that) 〜「〜ということを言う」
I say that this is true.(これは本当だと私は言います)
hear (that) 〜「〜ということを聞く」
I hear that she moved to Tokyo.(彼女が東京に引っ越したと聞きました)
find (that) 〜「〜ということがわかる/気づく」
I find that English is interesting.(英語はおもしろいとわかります)
believe (that) 〜「〜ということを信じる」
I believe that he will win.(彼が勝つと信じています)
feel (that) 〜「〜ということを感じる」
I feel that something is wrong.(何かがおかしいと感じます)
時制の一致
I think that〜.の文がI thought that〜.のように過去形になると、that以下の動詞も過去形にします。
I think that he is kind.(彼は優しいと思います)
I thought that he was kind.(彼は優しいと思いました)
→「is」を「was」に変えます。
まとめ
今回は「接続詞」について学習しました。接続詞は英語の文章をつなぎ、意味をはっきりさせる大切な働きをします。
and, butなどの基本から、when, if, because、そしてthatのような文をまとめる接続詞まで、場面に応じて使い分けられるようにしておきましょう。
チャレンジ問題
次の( )に入る語を入れなさい。
1.I was tired, ( ) I went to bed early.(私は疲れていた、だから早く寝ました)
2.Hurry up, ( ) you'll miss the train.(急ぎなさい、さもないと電車に乗り遅れます)
3.I stayed home ( ) I had a fever.(熱があったので、私は家にいました)
4.I will call you ( ) I arrive at the station.(駅に着いたら電話します)
次の日本語を英語に直しなさい。
5.私は彼がその話(the story)を知っていると思います。
▶ 答えを見る(解答が表示されます)
1.so 2.or 3.because 4.when 5.I think that he knows the story.
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