中2英文法

【英文法基礎 中2】文型|基本5文型の特徴について例文付きでわかりやすく解説

こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。

今回は中学2年の英文法「文型」について学習していきます。

英文は5つの文型に分けられます。それぞれの文型の特徴について、例文とともに詳しく解説していきます。

文型

文の要素

英語の文は、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)の4つの要素の組み合わせでできています。

これらの要素の組み合わせ方によって、英文は5つの文型に分けられます。

主語(S):文の中心となる「〜は」「〜が」にあたる語です。
動詞(V):主語の動作や状態を表します。
目的語(O):動詞のうしろに置かれ、「〜を」「〜に」などの意味を表します。
補語(C):主語や目的語について説明する語で、「〜は〜です」「〜を〜と呼ぶ」などの形になります。

第1文型(SV)

「主語+動詞」で成り立つ基本的な文型です。動詞だけで意味が成立し、必要に応じて修飾語句(場所や時間など)がつきます。

第1文型でよく使う動詞

go「行く」、come「来る」、walk「歩く」、run「走る」、swim「泳ぐ」など

I go to school.(私は学校に行きます)
She runs every morning.(彼女は毎朝走ります)
→「to school」や「every morning」は修飾語句で、文の要素とはならないので注意しましょう。

第2文型(SVC)

「主語+動詞+補語(名詞・形容詞)」で成り立つ文型です。補語は主語の状態や性質を説明します。

第2文型(SVC)では、主語(S)=補語(C)の関係になっています。

補語(C)が名詞
He is a student.(彼は生徒です)
→He(S)=a student(C)の関係になっています。

補語(C)が形容詞
She looks happy.(彼女はうれしそうに見えます)
→She(S)=happy(C)の関係になっています。

第2文型(SVC)でよく使う動詞

「 be動詞+名詞[形容詞]」「〜である」、「become+名詞」「〜になる」、「look+形容詞」「〜のように見える」、「get+形容詞」「〜になる」、「sound+形容詞」「〜のように聞こえる」、「feel+形容詞」「〜に感じる」など

第3文型(SVO)

「主語+動詞+目的語」で成り立つ文型です。目的語は動詞の対象となる名詞や、名詞の働きをする語句のことです。

第2文型(SVC)とは違い、S=Oにはならない(主語(S)≠目的語(O))ことに注意しましょう。

I like music.(私は音楽が好きです)
→I(S)≠music(O)
He played soccer yesterday.(彼は昨日サッカーをしました)
→「yesterday」は修飾語句です。

第3文型(SVO)でよく使う動詞

like「〜が好きだ」、enjoy「〜を楽しむ」、play「(スポーツを)する、(楽器)を演奏する、know「〜を知っている」、have「〜を持っている」など

第4文型(SVOO)

「主語+動詞+目的語(人)+目的語(物)」で成り立つ文型で、「(人)に(物)を〜する」という意味になります。

She gave me a book.(彼女は私に本をくれました)
→第4文型(SVOO)は、O=Oの関係にはなりません。(me≠a book)

第4文型で使う動詞

give「〜に…を与える」
I gave him a gift.(私は彼にプレゼントをあげました)

show「〜に…を見せる」
She showed me her bag.(彼女は私にかばんを見せました)

ask「〜に…をたずねる」
He asked me a question.(彼は私に質問をしました)

buy「〜に…を買う」
I bought my sister a present.(私は妹にプレゼントを買いました)

tell「〜に…を話す、〜に(道などを)教える」
He told me the truth.(彼は私に真実を話しました)

send「〜に…を送る」、teach「〜に…を教える」、make「〜に…を作ってあげる」、bring「〜に…を持ってくる」、lend「〜に…を貸す」など

第4文型と第3文型

第4文型「S+V+O(人)+O(物)」は第3文型「S+V+O(物)+to[for]+人」に書き換えることができます。

このとき、「to」または「for」を使いますが、どちらを使うかは動詞によって決まります。

第4文型(SVOO):I gave him a book. 
第3文型(SVO): I gave a book to him.

第4文型(SVOO):She bought me a pen. 
第3文型(SVO): She bought a pen for me.

toとfor の使い分け

to を使う動詞:give, show, tell, send, teach, lendなど
for を使う動詞:buy, make, cook など

第5文型(SVOC)

「主語+動詞+目的語+補語」で成り立つ文型です。第5文型の補語は目的語を説明します。

名詞、形容詞が補語になり、目的語=補語の関係が成り立ちます。

補語(C)が名詞
They call him Mike.(彼らは彼をマイクと呼びます)
→「him(O)」=「Mike(C)」

補語(C)が形容詞
She made me happy.(彼女は私を幸せにしました)
→「me(O)」=「happy(C)」

第5文型(SVOC)で使う動詞

call A B「AをBと呼ぶ」、name A B「AにBと名づける」、make A B「AをB(の状態)にする)」など

まとめ

今回は英語の5つの文型について学習しました。それぞれの文型には決まった形と意味があります。

動詞によって使える文型が異なるので、例文をしっかり覚えて使いこなせるようにしましょう。

チャレンジ問題

次の英文の(  )に入る適切な語を1つ書きなさい。

1.She (  ) me a nice present.(彼女は私に素敵なプレゼントをくれました)

2.They call their dog (  ).(彼らは自分たちの犬をポチと呼びます)

次の文の形を選びなさい。(SV, SVC, SVO, SVOO, SVOCの中から)

3.I feel tired today.(今日は疲れていると感じます)

4.He plays the piano well.(彼は上手にピアノを弾きます)

次の日本語を英語に直しなさい。

5.私は彼をリーダーと呼びます。

▶ 答えを見る(解答が表示されます)

1.gave 2.Pochi 3.SVC 4.SVO 5.I call him the leader.

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