中2英文法

【英文法基礎 中2】助動詞|can,may,must,have to〜,shallの使い方

こんにちは、池袋のマンツーマン英語塾「ヴィア英語塾」です。

今回は中学2年生で学習する文法「助動詞」について学習します。

助動詞は、動詞の意味を補ったり変えたりする働きがある言葉です。

日常会話でもとてもよく使われる表現なので、意味や使い方、形のポイントをしっかり覚えましょう。

can

助動詞は「助動詞+動詞の原形」の形で使います。未来の文で使う「will」も助動詞の一つです。

「can+動詞の原形」で、「〜することができる」という可能の意味を表します。

She plays the piano.(彼女はピアノを弾きます)
She can play the piano.(彼女はピアノを弾くことができます)
→助動詞の後ろの動詞は必ず「原形」にします。

canの否定文と疑問文

否定文は「can’t[cannot]+動詞の原形」、疑問文は「Can+主語+動詞の原形〜?」」で表します。

I can’t[cannot] swim.(私は泳げません)

Can you swim?(あなたは泳げますか)
ーYes, I can.(はい、泳げます) / No, I can't.(いいえ、泳げません)

could

「could」はcanの過去形です。「could+動詞の原形」ですることができたという意味を表します。

I could swim when I was a child.(子どものとき、私は泳ぐことができました)

否定文は「could not[couldn’t]+動詞の原形」、疑問文は「Could+主語+動詞の原形〜?」」で表します。

I couldn’t ride a bike last year.(去年は自転車に乗れませんでした)
Could you open the window?(窓を開けてくれますか)

be able to

「am[are,is] able to+動詞の原形」で「〜することができる」という意味を表します。can とほぼ同じ意味です。

be able toの文では、主語によってbe動詞(am, is, are)を使い分けます。

過去の文ではwas[were] able to、未来の文ではwill be able toを使います。

I am able to run fast.(私は速く走ることができます)

He was able to finish the work.(彼はその仕事を終えることができました)
She will be able to come tomorrow.(彼女は明日来ることができるでしょう)

Can I 〜 ? の文

canには「〜することができる」という可能の意味のほかに、「〜してもよい」という許可の意味もあります。

「〜してもよいですか?」というときは「Can I+動詞の原形〜?」で表します。

Can I use your phone?(あなたの電話を使ってもいいですか)

答え方

Sure. / All right. / OK. / Of course.(いいですよ)
I’m sorry, but you can’t.(すみませんが、だめです)

許可しない場合は、理由をつけ加えるとよいです。

I’m using it now.(今それを使っています)

may

mayには「〜してもよい」という許可の意味と、「〜かもしれない」という推量の意味があります。

「〜してもよろしいですか?」というときは、「May I+動詞の原形〜?」で表します。「Can I〜?」よりも丁寧な表現です。

May I come in?(入ってもよろしいですか)

答え方

「May I〜?」の文の答え方は、「Can I〜?」のときと基本的には同じです。許可しない場合は、理由をつけ加えます。

Sure. / All right. / OK. / Of course.(いいですよ)
I’m sorry, but you can’t.(すみませんが、だめです)

「May I〜?」に対して、Yes, you may. / No, you may not.で答えると、目上の人が目下の人に話す印象になるので注意しましょう。

must

「must+動詞の原形」で「〜しなければならない」という意味を表します。

He does his homework.(彼は宿題をします)
He must do his homework.(彼は宿題をしなければなりません)
→動詞は原形にします。

「must+動詞の原形」には「〜に違いない」という強い推量の意味もあります。

He must be tired.(彼は疲れているに違いない)
She must be at home now.(彼女は今家にいるに違いない)

mustの否定文

「must not[mustn’t]+動詞の原形」で「〜してはいけない」という禁止の意味になります。

これは禁止を表す「Don’t〜」と同じ意味になります。

You must not touch this.(これは触ってはいけません)
Don’t touch this.(これは触ってはいけません)

「mustn’t」の発音(mʌsnt/(マスント))にも注意しましょう。

mustの疑問文

「Must+主語+動詞の原形〜?」で「〜しなければなりませんか」という意味を表します。

答えるときは、Yes,〜must. / No, 〜don’t[doesn’t] have to.で答えます。

このときNo, 〜must not.にしてしまうと「〜してはいけません」という意味になるので注意しましょう。

Must I go now?(私は今行かなければなりませんか)
ーYes, you must.(はい、行かなければなりません)
ーNo, you don’t have to.(いいえ、行く必要はありません)
→「No, you must not.」にすると「行ってはいけません」という意味になるので注意しましょう。

have to〜

「have[has] to+動詞の原形」も「〜しなければならない」という意味を表します。

I have to study English.(私は英語を勉強しなければなりません)
She has to get up early.(彼女は早く起きなければなりません)
→主語が3人称・単数のときはhave→hasにしましょう。

have to〜の過去形・未来形

「have to〜」の過去形は「had to〜」、未来形は「will have to〜」で表します。

Yumi had to go to the hospital yesterday.(ユミは昨日病院に行かなければなりませんでした)
Tom will have to go there again.(トムはまたそこに行かなければならないでしょう)

have to〜の否定文

「don’t[doesn’t]have to+動詞の原形」で、「〜する必要はない、しなくてもよい」という意味を表します。

You don’t have to hurry.(急ぐ必要はありません)

have to〜の疑問文

「Do[Does]+主語+have to+動詞の原形〜?」でしなければなりませんかという意味を表します。

答えるときは、Yes,〜do[does]. / No,〜don’t[doesn’t].で答えます。

Do you have to go now?(あなたは今行かなければなりませんか)
ーYes, I do.(はい、行かなければなりません)
ーNo, I don’t(いいえ、行く必要はありません)

「must」と「have to〜」

「must」と「have to〜」はどちらも「〜しなければならない」という意味を表します。

You must go to bed early. (あなたは早く寝なければなりません)
You have to go to bed early.(あなたは早く寝なければなりません)

依頼の表現

「Will you+動詞の原形〜?」で「〜してくれませんか」と相手に依頼する表現となります。

Will you open the door?(ドアを開けてくれませんか)

答えるときは「Sure. / All right. / OK. / Of course.(いいですよ)」または「I’m sorry, but you can’t.(すみませんが、だめです)」で答えます。

「Please」を使った書き換え

「Will you+動詞の原形〜?」の表現は、「Please」を使った書き換えもできます。

Will you open the door?(ドアを開けてくれませんか)
= Please open the door.(ドアを開けてください)

Would you〜?

「Would you〜?」は「Will you〜?」はより丁寧な表現で、「〜していただけますか」という意味を表します。

Would you help me?(手伝っていただけますか)

Can[Could] you〜?

「Can[Could] you〜?」は「してくれませんか、してくださいませんか」という意味です。

「Could you〜?」の方が「Can you〜?」よりも丁寧な言い方になります。

答え方は、「Will you〜?」の時と同様です。

「Sure. / All right. / OK. / Of course.(いいですよ)」または「I’m sorry, but you can’t.(すみませんが、だめです)」で答えます。

「Can I〜?」と「Can you〜?」の違い

「Can I〜?」は「〜してもよいですか」という許可を求める表現です。

「Can you〜?」は「〜してくれませんか?」という依頼の表現であることに注意しましょう。

許可:Can I open the door?(ドアを開けてもよいですか)
依頼:Can you open the door?(ドアを開けてくれませんか)

Shall を使った表現

Shall I〜?

「Shall I+動詞の原形〜?」は、「(私が)〜しましょうか」と相手に申し出る表現です。

答えるときは、Yes, please. / No, thank you.で答えます。

Shall I help you?(私が手伝いましょうか)
ーYes, please.(はい、お願いします)
ーNo, thank you.(いいえ、けっこうです)

Shall we〜?

「Shall we+動詞の原形〜?」で「(私たちは)しましょうか、(いっしょに)〜しませんか」と相手を誘う表現です。

答えるときは、Yes, let’s. / No, let’s not.で答えます。

Shall we go now?(もう行きましょうか)
ーYes, let’s.(はい、そうしましょう)
ーNo, let’s not.(いいえ、よしましょう)

Shall we〜?の書き換え

「Shall we〜?」の文は、「Let’s〜.」を使って書き換えることもできます。

Shall we go now?(もう行きましょうか)
= Let's go now.(もう行きましょう)

その他の表現

Would you like〜?

「Would you like+名詞〜?」で、「〜はいかがですか」と相手に物をすすめる表現です。

答えるときは、Yes, please. / No, thank you.で答えます。

Would you like some tea?(お茶はいかがですか)
ーYes, please.(はい、お願いします)
ーNo, thank you.(いいえ、けっこうです)

should

「should+動詞の原形」で、「すべきである、したほうがよい」という意味を表します。

You should study more.(もっと勉強すべきです)

否定文「should not[shouldn’t]+動詞の原形」で「〜すべきではありません」という意味になります。

You shouldn't be late.(遅れてはいけません)

疑問文「Should+主語+動詞の原形〜?」で、「〜すべきでしょうか」という意味になります。

Should I call her now?(今彼女に電話すべきですか)

まとめ

今回は中学2年生で習う「助動詞」について学習しました。

can, may, must, have to, will など、助動詞にはさまざまな種類と意味があります。

それぞれの使い方や否定文・疑問文の形などをしっかり理解して、正しく使えるように練習しましょう。

チャレンジ問題

次の文の( )に適語を入れなさい。

1. I (     ) swim well when I was a child.(私は子どもの頃、上手に泳ぐことができました)

2.You (     ) not eat in this room.(あなたはこの部屋で食べてはいけません)

次の質問に対して、英語で答えなさい。

3.Can I use your pen?(あなたのペンを使ってもいいですか)

ー(                 ).(もちろん)

4.Must I do this homework today?(私はこの宿題を今日しなければなりませんか)

ー (                 ).(いいえ、その必要はありません)

次の日本語を英語に直しなさい。

5.私の母は昨日スーパーに行かなければなりませんでした。

▶ 答えを見る(解答が表示されます)

1.could 2.must 3.Sure. / All right. / OK. / Of course. 4.No, you don't have to. 5.My mother had to go to the supermarket yesterday.

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